なぜ心臓の癌を耳にしないのか?
なぜ心臓の癌を耳にしないのか?
癌が発生しやすい場所と、しにくい場所がある。
心臓は血流が多いので癌が発生しないと思っていたのだが、
「免疫力はミトコンドリアであげる」安保徹を読むと理解ができた。
ミトコンドリアの主な役割は細胞内でエネルギーを産生する。
心臓は細胞中のミトコンドリア含有量が多い。
癌ができやすいのは、ミトコンドリアが少ない場所。
ミトコンドリアが少ない場所は解糖系の無酸素に頼る細胞分裂を繰り返す場所。
ミトコンドリアが多い場所、心臓・骨格筋(赤筋)・脳神経・肝臓。
少ない場所は、皮膚・腸管上皮・骨髄・胸腺・精子・骨格筋(白筋)。
ところが、強いストレス、運動不足や過剰、食べ過ぎ、低体温などで
機能低下するとミトコンドリアが少ない場所から癌が発生する。
温熱療法をやっている意味の一つにミトコンドリア機能を上げ、
低体温の改善がある。
ミトコンドリアが働くには深部体温37℃以上が望ましい。
ミトコンドリアの弱点は低体温。
内外温熱研究所
参考図書
「免疫力はミトコンドリアであげる」安保徹
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