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膝に水がたまる度に、水を抜いてきた。

膝に水がたまる度に、水を抜いてきた。

50代男性 膝に水がたまる。

半年前より膝が痛みだして、整形で2回の水を抜いていた。
最初は右膝、現在両膝に水がたまる。

仕事で立ち上がりや膝を伸ばすことができない。また階段で痛みが増す。
特に左膝の痛みと水が引けない。水を抜くとその場は軽減する。しかし夕方には痛みと水がたまる。

12月に水を抜きにいったら、肥厚しているので抜けないとのことで、
漢方薬を処方されたようです。

今まで来院された膝疾患で水を抜いてきた方は経過が悪く、
また、繰り返し再発しています。

滑液(水)は関節運動を滑らかにし、関節組織に栄養を与える目的がある。炎症時は冷却する役割もあると考えている。

滑液(水)はオイルやラジエター液(冷却液)の役割です。

水を抜くことがクセになるということを聞きますが、
炎症を起こし冷却するために患部に水が集まるのです。
風邪を引いている時、喉の周辺にリンパ液が集まり腫れます。

ですから安易に抜くものではないと考えます。
水がたまる前までに相当酷使をしている筈です。

症状がなくなれば水も引いていくと思います。

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